高島屋開発株式会社 代表取締役社長 犬伏 和章さん
犬伏さんは鹿児島国際化推進協議会(KIC)の会員であり、タカプラでお馴染みの高島屋開発(株)の代表取締役社長。
「天文館は元気がなくなった」と語り、その問題点を見据え、活性化に心を砕いておられます。
[天文館の活性化]
ストレス解消は「外で飲むこと」と笑う犬伏さん。
以前から天文館に親しみ、仕事の場として天文館の盛衰を目の当たりにしてこられたお一人です。「昔はよかった」で終わらせるのでなく、その原因を考え、何が問題かを突き詰め、天文館活性化に取り組んでおいでです
「『30年~40年前の天文館はすごかった』という話を聞きます。『前を歩く人の背中で、その前が見えなかった』と。当然ですよね。当時の天文館は新しかったわけですから。田中角栄の政策で国から補助金が出たので、天文館のほとんどの建物は30~40年前に建てられたんです。」とおっしゃる犬伏さん。「現在の天文館はどのビルも出がらしのお茶を飲むようなもの」とも。そんな現状を見つめながら、合計17社(者)で天文館の再開発に取り組んでいます。地権者や借用者の利害も絡んでくる再開発。その難しさを承知しつつ、全国的にも地方都市復興のモデルケースとなる取り組みに邁進しています。それには、自分の利益だけでなく、地権者、地域住民のメリットも大切なこととしてそれを視野に入れた方法を模索中です。
[問題点解決に向けて]
何かをやろうとすれば、必ず壁に突き当たるものですが、今回の壁のいくつかは「みんなで一緒に取り組む」ことで克服できるのではないかと、犬伏さんは考えます。「一人でできないこともみんなで知恵を持ち寄り、力を合わせればできる。公共性を加味することで行政の協力が得られる」と考えます。
そして、今回の開発とその過程が良い意味で伝染病のように鹿児島全体に広がり、鹿児島のことを考えるきっかけになるのでは、と期待します。
犬伏さんの「天文館を本当の意味で地域に根差した街にする」ためのプロジェクトは進行中です。
[犬伏さんの鹿児島おすすめポイント」
千日街のイタリア料理店「ユリイカ」がイチオシ。
世界中のアンティークインテリアに囲まれたお洒落なヨーロッパ食堂。
単品メニューもおいしいし、コースもリーズナブル。
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