南薩観光の穴場スポットをシリーズで紹介している「Enjoy! 南薩ドライブ」。
PartⅠでは、頴娃の絶景・お茶畑、物産館のゆとり館、そして、パワースポットとして大人気の竃蓋神社を紹介しました。
今回は、 開聞岳絶景スポット、そうめん流し、JR日本最南端の駅をレポートします。
1.開聞岳絶景スポット「瀬平自然公園」
開聞岳を紹介するポスターやガイドブック、絵画で必ず目にするのが、このアングル。
(残念ながら、この日は澄み渡る晴天とは言い難い日でしたが・・・)
右手に東シナ海の青いを臨み、正面に開聞岳。手前には松の木。
開聞岳のビュースポット「瀬平自然公園」からの眺めです。指宿市と枕崎市を結ぶ国道226号線沿いにあります。
こちらは国道226号線沿いの標識。
2.名物「唐船峡そうめん流し」
鹿児島では「流しそうめん」ではなく、「そうめん流し」と言います。
最近ではご存知の方も多いと思いますが、円卓の真ん中を水がぐるぐる流れていて、そこにそうめんを流します。
現在は、そうめん流しを食べられる場所はいろいろありますが、発祥の地は、ここ指宿市開聞の唐船峡。
今でも、そうめん流しと言えば唐船峡です。 特に5月の連休頃から多くの人で賑わいます。
唐船峡には、市営のお店と民営のお店が並んでいます。
この日は、奥にある民営の長寿庵に行きました。
そうめん流しのメニューは、どこもだいたい同じです。
そうめんとおにぎり、鯉こく、鯉あらいなど。
外せないのは鱒の塩焼き。 こんがりとおいしく焼けた塩焼きはのどごしの爽やかなそうめんととても合います。
唐船峡は、池田湖から約10分。
唐船峡がこんなにも特別なのは、そうめん流し発祥の地ということに加えて、そのロケーションにあります。平成の名水100選に認定された清水は1日10万トンも湧出しています。渓谷の水温は13度。
この渓谷にあるそうめん流しのお店には、市営、民営共同のエレベーターで降りていくのですが、クーラーがなくてもひんやり。お店の左手には、自然の冷水が常に流れていて夏でも涼しいのです。ここだからこそのきれいな空気とおいしいお水。そこで食べるそうめんや塩焼きは格別です。
3.JR日本最南端・西大山駅
(Photo: “九州旅ネット”フォトギャラリーより転載)
1960年に開業した西大山駅には駅舎のない無人駅。まわりは一面に広がる田園で日本の原風景のイメージ。JR日本最南端の言葉にふさわしい旅情を感じさせます。
2003年に沖縄都市モノレール(ゆいレール)ができるまでは「日本最南端駅」でしたが、以降「JR日本最南端駅」となりました。
駐車場はきちんと整備されていて、国道226号線が近いので、車でのアクセスは便利。
駅の前にはベルが設置されています。その名も「幸せのベル」。鳴らすと幸せになれるかな?
こちらは、駅に向かって右手にある黄色いポスト。隣の看板には「幸せを届ける黄色いポスト」とあります。
この日は郵便局からの出張販売があり、駐車場の隅に張られたテントの下ではがきは切手が売られていました。
郵便局の出張販売がなくても、左の写真の西大山観光案内所を兼ねた中園久太郎商店ではがきなどを販売しています。
このお店は、漬物工場の直売所。『JR日本最南端の駅到着証明』の発行や電動アシスト付き自転車のレンタルもしています。
西大山駅に停まる列車は一日8本。時刻表はこちら。
列車で来た場合、次の便まで時間があるので、電動アシスト自転車「いぶりん」をレンタルして フラワーパークかごしま (約4km) や長﨑鼻パーキングガーデン (約5㎞)、開聞山麓公園 (約9㎞)に足を伸ばすのもいいですね。
(関連リンク)
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