鹿児島流通団地西側の山の上にかごしま文化工芸村はあります。鹿児島実業高校の向かい側あたり。緑に囲まれた静かな場所ですが、鹿児島中央駅から「文化工芸村行き」のバスも出ています。鹿児島ICからは、鹿児島流通団地経由で約15分。
じっくりと腰を据えて作品作りを楽しめる環境のこの施設では、陶芸、木工、竹細工、手芸などを楽しめます。
施設には、陶芸アトリエ、木工芸アトリエ、自由工房があり、目的に応じて使うことができます。
特に人気なのが陶芸。材料や道具がそろっているので、手ぶらで大丈夫。
リーズナブルな価格も魅力です。施設使用料は、一般200円、小・中・高校生が100円。粘土代は1㎏で200円程度。これだけで3つまでの作品を作れます。
こちらが受け付け。
一番奥の陶芸アトリエにあります。
受付の際、釉薬掛けまで自分でするか、それとも作った後は全部おまかせのコースかを選択できます。
どちらのコースを選んでも、費用は施設使用料と粘土代だけ。
へらや竹串などの道具は無料で貸してもらえます。
電動ろくろや、粘土を平らにする機械もおいてあります。また、陶芸アトリエには指導員の方が常駐しているので、分からないことがあったり、困ったときはアドバイスももらえます。
あとはひたすら粘土をこねて、形を整えて・・・。しばし時を忘れて作品作りに没頭。
上の写真は陶芸3度目か4度目の挑戦という高校生の作品。
こちらはこの日制作された作品たち。微笑ましい子どもの作品からプロはだしの作品まで。
制作者と作品が分からなくならないよう、作品の下には制作者の名前や連絡先、作品の図などをかいた用紙が置かれています。
釉薬掛けを選んだ場合、素焼きが終わったあと再度来て自分の好きな色の釉薬をかけます。
色見本があるのでイメージしやすい。
おまかせコースを選んだ場合は、出来上がるころ電話で確認して作品を取りに行くだけです。
自分で作った作品に料理をのせる、きっと味は格別でしょうね。
さて、陶芸は手ぶらでOKなのですが、木工アトリエは木材や竹などの材料持参が必要です。アトリエには電動工具など必要な道具が揃っています。アトリエの使用は毎日できますが、指導員がいるのは土曜、日曜、祝日だけなので、アドバイスが欲しい方はこれらの日を選んで行かれることをお薦めします。
自由工房は、個人での使用もグループでの使用もOK。七宝焼き、押し花、ステンドグラス、草木染め、トールペイントなどを制作できます。
かごしま文化工芸村では講座も開催されるので、気になる講座に参加して体験してみるのもいいと思います。
年末には「門松作り」の講座が開催されました。
人気の講座で、申し込み多数のため抽選で参加者が選ばれましたが、4倍の倍率だったそうです。
各机には必要な材料や道具が揃えられています。
講師の方が何度となく山に入って調達した材料は、作りやすように切れ目などが入っていました。左の桶が出来上がり見本。
なたやのこぎり、ドリルなどを使って切ったり割ったり、穴をあけたり・・・。
初心者には丁寧に説明してくれます。
こちらが出来上がり。
松や「賀正」の札も準備してあるので、自分流にアレンジできます。
今回の参加費は材料費込で500円でした。
鹿児島市の各家庭に毎月届く「市民の広場」に講座の情報と申し込み方法が掲載してあります。
「市民の広場」は鹿児島市のホームページからも閲覧できます。 (市ホームページ右側のカレンダーの下にリンクがあります。)
まだまだ寒い日が続きます。
寒い日、炬燵でみかんもいいですが、外出してじっくりと作品制作を楽しんでみるのもいいかも。
施設情報は、こちら。
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