「旅行者が気軽に使えるWi-Fi環境は、観光客誘致に不可欠」
以前より観光セミナーなどに参加するたびに聞いてきたことです。
私自身、オーストラリアの友人と谷山のあるレストランに行った際、入口に「Wi-Fi」の文字を見つけた友人が自分のiPhoneで接続しようとしたけれどできない。お店の人に聞いたけれど、やっぱりできない、という場面を目の当たりにしました。
レストランなどのWi-Fiサービスはあらかじめdocomoやsoftbankと契約していないとつながらないものがほとんどですね。これでは外国人にはお手上げです。
また、スターバックスなどの一部のお店で提供されている無料Wi-Fiもフォームを記入しなければならなかったりするので、日本語が分からない外国人には面倒すぎるかも。
一方、別の友人のティーンエイジャーのお嬢さん。
自宅でのWi-Fi環境に慣れ親しんでいるためか、アメリカ行きの飛行機の中でお父さんに
「ねえ、飛行機の中にはWi-Fiサービスないの?」
と尋ね、お父さんは思わずため息が出た…と言っていました。
これらのエピソードは旅行客もWi-Fi環境を欲していることを示唆していると思います。
実際、FacebookなどのSNSでも旅行先で撮った写真をアップしているのをよく見ます。
パリの街並みやカフェ、雑貨屋さん。
アメリカのディズニー・ワールド
レストランやカフェでの料理 の写真。
水族館や動物園の様子などなど・・・。
思わず行きたいな、と思わせるものも多いのでは?
Wi-Fi環境を求める人たちは同時にその地の有力な口コミをしてくれる広告塔にもなり得ます。
観光資源に恵まれた鹿児島ですが、残念ながら「今すぐ行きたい」場所でなく、「いつか行きたい」場所にとどまっているようです。
「今すぐ行きたい鹿児島」に近づけるためにも、他県がやっていないサービスを始めることは観光客誘致に有利だと思います。
鹿児島に来た観光客の方々にどんどん口コミしてもらうためにも「便利で環境の整った」鹿児島を目指せたら、と願います。
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