去る3月15日豪華客船クイーンエリザベス号がマリンポートに寄港しました。
全長294メートル、乗客定員約2千人、総トン数90,900トン。
超大型ビルのよう。大きすぎてどこまで離れれば全体写真が撮れるのか分からないほど。
今回寄港した3代目のクイーンエリザベス号。日本に寄港するのは初めて。
しかも、初寄港地はこの鹿児島とあってか、早朝に集合したおもてなし隊の歓迎に始まり、マリンポートは歓迎ムードに包まれていました。
港にはさつま揚げとぜんざいのふるまいも。
揚げたてのさつま揚げのいい匂いが漂っていました。
魚が原料と聞いておそるおそる口に運んだ外国人がおいしいと絶賛しながら食べる様子は鹿児島の人間として誇らしい気分になりました。
こちらは「ふく福」のぜんざい。
あっさりしていて何杯でも食べられそうなおいしさ。
「久しぶりの日本食、うれしいわ」と 何人もの日本人の乗客の方におっしゃっていただきました。中国などアジア系の方々に特に人気でした。
他にも焼酎やお茶のふるまいも。
船から降りてくる乗客の方々に鹿児島の絵葉書を手渡していた和服姿の女性たち。
なかには照れながら一緒に写真を撮る乗客も。
港は下船した乗客やクルー、そして見学客であふれていて、まるでお祭りのようなにぎやかさ。
薩摩川内市の川内戦国村からは鎧兜の試着サービスコーナーも。
青い目のサムライの刀捌きには忍者も勝ち目なしのようです。
店頭に並ぶお土産品も気になります。
舞子さんたちは多くの人の注目を集めていました。
こちらは和太鼓体験コーナー。
山川つまべに太鼓の皆さんの指南のもと、皆さん楽しそうに太鼓をたたいていました。
すばらしいパフォーマンスで見ている人たちの心を鷲づかみにした乗客。
迫力の演奏でした。
港には大島紬クイーンの皆さんも。
さすが、大島紬を上品に着こなしてらっしゃいます。
大島紬にもいろいろな色やデザインがあるんですね。どれもすてきです。
歓迎アトラクションもすばらしかったです。
改めて鹿児島の伝統文化のよさを確認できました。
山川つまべに太鼓。
若い人たちの純粋なエネルギーがあふれ出るような演奏に感動。
鹿児島の踊りといえば、おはら節。
そのおはら節をエネルギッシュなダンスにアレンジして観客を魅せるヤングおはら。
瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと) の天孫降臨にまつわる神話をモチーフにした霧島九面太鼓。
毎年元旦の午前0時と午前2時に、霧島神宮に奉納される郷土芸能です。
演奏者の皆さんがつける九つの天狗面は9人の神様の面と言われ、現在も霧島神宮には宝物として保存されていま す。
質の高いジャズを聞かせてくれる子どもバンド「リトルチェリーズ」。
馴染み深いジャズのメドレーに出港を待つ乗客の皆さんも船の上から惜しみない拍手を送っていました。
今回、クイーンエリザベス号の見学者は9,000人!
関心の高さを伺わせます。
そんな市民こぞっての歓迎は乗客の皆さんはじめ、船のクルーの皆さんにも十分伝わったようです。
この歓迎アトラクションやさつま揚げ、食べ物等のふるまいを以前から準備し、当日も忙しく走り回っていたスタッフの皆さんの努力に報いる手紙がクイーンエリザベス号の船長から直々に届きました。
手紙の内容は、「鹿児島停泊中の歓迎式典、アトラクション、そしてそのおもてなしぶりに感謝し、鹿児島にまた来たいとい」うものです。
豪華客船の寄港地の一つとして、「また来たい、鹿児島だからまた行きたい」と思わせるすばらしい郷土でありたいですね。
それがひいては、鹿児島のインバウンドを促進することで観光収入が増加し、鹿児島も豊かになります。
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