去る5月24日、鹿児島に新しく移り住んだ外国人の皆さんの歓迎パーティー”Hearty Party”が鹿児島市国際交流財団の主催で開催されました。
昨年までは「鹿児島市国際交流市民の会」主催の「春の集い」として開催されていたもので、市民の会が国際交流財団に変わってから初のイベント。
今年も多くの市民と外国人で賑わいました。
まずは、新しく鹿児島市にいらした外国人の皆さんが会場の前の方に並びます。
簡単な開会のあいさつが終わったら、
Let’s begin the party!
お花やお茶、折り紙など日本の伝統文化を始め、今年も様々な協力団体がボランティアとしてお手伝い。
お茶体験。
こちらは着物体験。
それぞれ興味ある文化体験をしたり、テーブルに置かれた各国のお菓子をつまみながら談笑したり、思い思いに楽しんでおいででした。
当鹿児島国際化推進協議会が担当したのは「民族衣装体験」。
今年もパーティーの2時間半前に集合。ボランティアの方々と一緒に着付けの練習から始めました。
一番練習が必要なのが、上の写真のサリーとチマチョゴリ。
サリーは一枚の長い布をウェストに巻きつけ、プリーツを作り、余った部分を肩から垂らします。
チマチョゴリは胸元のリボンの結び方をみんなで練習。
他にもいろいろな国の民族衣装が揃っていたので、ひとつひとつ手に取って着付けを確認したり、試着したり。
チャイナドレス、一度でいいから着てみたいです・・・。
今回当協議会のブースを手伝ってくださったのは、 鹿児島純心女子短期大学英語科の皆さん。皆さん、とても気が利いていて、明るくご一緒させていただいてとても楽しかったです。
鹿児島純心女子短期大学には「マリアさま いやなことは私がよろこんで」という学園標語があるそうですが、今回手伝ってくださった皆さんは、どんなことも生き生きと本当に楽しみながら積極的に取り組んでおいででした。今年のパーティーは例年よりも華やかで和やかな空気があふれていたのですが、彼女たちの力は大きかったと思います。
さて、そんなメンバーで運営した民族衣装のブース。
例年よりも多くの方が利用され、今回は親子で体験されたり、いつもは少ない男性の方の体験も多かったのはうれしかったです。
以下は、写真掲載の許可をいただいた体験者の皆さんです。
上の写真の右のお二人のお洋服はご自身たちのものです。
今回は子ども用のハンボク(韓服)も。
こちらは男の子用のハンボク。
弟君は泣きながらズボンを拒否。
これはこれでとてもかわいいです。
親子で仲良く♪
いいですね。
生け花体験で生けたお花を持って。
ご利用くださった皆さん、ありがとうございました。
ところで、別室では小さい子どもたちのための英語の読み聞かせも。
ジェスチャーを交えた迫力ある読み聞かせに、英語だけとは思えないほど子どもたちは釘付け。
さて、パーティーも佳境に入り、〆は鹿児島純心女子短期大学のボランティアの皆さんがリードする「恋するフォーチュンクッキー」。
私は毎年、最後まで民族衣装体験をする方々のお手伝いでしているので踊ることはないのですが、今年のダンス、いつもに増して盛り上がっていました。そして、驚くほどの一体感。皆さんとても楽しそうでした。
何よりも鹿児島に留学などで移り住んでこられた外国人に楽しんでいただきたいパーティー。会が進むにつれ緊張が解け、思い思いに楽しんでおいでの様子をみて、こちらも嬉しくなってきました。
この日は多くの市民の方もご参加くださり、国際交流を楽しまれたようでした。英語の練習、ではなく、人間対人間として真の交流をめざし、今後もお手伝いさせていただけたらと思います。
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