修験道とは日本古来の山岳宗教が,シャーマニズム・密教・道教などの影響のもとに,平安時代中期頃に形作られた宗教です。この修験道の行者を山伏といい,彼らは文字通り山岳に起居し修行を積んで,呪力にもとづき加持祈祷を行いました。
鹿児島でも霧島・冠嶽・金峰山等の山々で古くから修験道が盛んでした。また熊野信仰も中世から各地で確認できます。しかし,修験道は江戸時代は仏教の一宗派となったために,明治初期の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)では甚大な被害を被りました。
この企画展では,黎明館が長年収集してきた修験道関係資料を利用しながら,中世から近世にかけての鹿児島の修験道の歴史を展示し,鹿児島の基層文化のひとつといわれる修験文化を紹介します。
開催日 |
2011年08月30日(火) 〜 2011年11月13日(日) 9:00 ~ 17:00 |
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郵便番号 | 892-0853 |
住所 | 鹿児島市城山町7−2 |
開催場所 | 鹿児島県歴史資料センター 黎明館 |
料金 | 一般 300円 |
詳細URL | http://www.pref.kagoshima.jp/reimeikan/kouza/jisyukikaku/kikaku_tenji/event_syugendo.html |