昨日、鹿児島市在住の外国人の方々と北部清掃工場に行ってきました。
鹿児島市国際交流市民の会の多文化共生プログラムに参加させてもらったのです。
ゴミの分別は、日本語が堪能でない外国の方々にはちょっと難しい。それで、分別のこと、また、私たちが捨てたゴミがいったいどういう風に処理され、リサイクルされているかを知るために企画されたものです。
北部清掃工場は驚くほどきれいで、また匂いも全く感じませんでした。212億円かけて2007年につくられた九州一新しい設備だそうです。
リサイクルとごみ処理についてのビデオを見た後、分からないことについての質問の時間。
ペットボトルは、ふたを外してリサイクル。ご存知でしたか? 2割はふたがついたままで回収されてくるそうです。「外してくださいね」、というお話に、「ふたを外した後のプラスティックのリングは取れないのですが」という質問が出ました。それに対する答えは「取れないものは無理しなくていいです」というものでした。ペットボトルのラベルも、お醤油やそうめんのたれの外しにくいふたも、プラスティック容器の汚れも自分のできる範囲で外してほしいけれど、できないものはそのままで出してください、ということです。
ペットボトルから作られる製品もずいぶん多いのですね。以下はほんの一部。
ペットボトルから作られたネクタイとスカーフ。ペットボトルから作られた糸は、見た目も触った感じも綿糸とあまり変わりませんでした。
その後の工場見学も面白かったです。
巨大なクレーンは左端に見える操縦室から操作。一度に6トンものごみを持ち上げられるそうです。
こちらは横井埋め立て処分場。あと80年分のごみを処分できるといわれているそうです。
本日参加して、実は私自身も間違ったゴミの出し方をしていたことが分かりました。使い捨てカイロ、燃やせないゴミなんですね。燃やせるるごみで出していました。それから、プラスティック容器類、油汚れの方が気になっていたのですが、プラスティックに残る食べ物のカスとか、土の汚れなどの方がよくないそうです。ポテトチップスの袋も洗剤でごしごし洗わなくてもいいので、袋に水を入れて、口を閉めてカシャカシャとよく振って中のかけらをきれいに出してから捨ててくださいとのことでした。
参加した外国人には「日本人の友達に、『プラスティックは全部燃やせるるごみで捨てられるよ、いいよ、いいよ』と言われていたので、全部燃やせるごみで捨てていました。リサイクルできるんですね」という方も。
外国の方の中には、リサイクルや環境に関する意識の高い方が多いです。リサイクルできるものはきちんとしたい、という思いも感じることができました。私自身も勉強になって、参加してよかったです。
国際交流課の皆様、ありがとうございました。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。
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